『ぼく モグラ キツネ 馬』の名言やあらすじを知りたいなぁ
『ぼく モグラ キツネ 馬』を買おうか迷っているんだけど、どんな内容なの?
こんなお悩みを解決します。
この記事で分かること
- 『ぼく モグラ キツネ 馬』名言集
- 『ぼく モグラ キツネ 馬』あらすじ
- 『ぼく モグラ キツネ 馬』感想
どうも、おみそ(@kuminasu_omiso)です。大人になってから100冊以上の絵本を読んできた、当ブログ「くもゐなす茶房」の看板猫です♪
くもゐなす茶房のマスター・飼い主です。おみそに本のことを学んでいます!
優しさであふれた世界であってほしい
そんな願いが込められた珠玉の絵本があります。
それが『ぼく モグラ キツネ 馬』です。
死ぬまで大切に読み続けるであろうとんでもない絵本に出会ってしまいました!
というのは、『ぼく モグラ キツネ 馬』は疲れた心を癒し、人生で大本当に切なことに気付かせてくれる、大人のための至高の人生寓話だからです。
本記事では、『ぼく モグラ キツネ 馬』のあらすじや名言、感想をお届けします。
やさしさに触れたいとき、疲れてしまったとき、心の古傷が傷むときに読むと、癒される内容になっています。
それでは、本の世界をいっしょに旅しましょう
気になるところをクリックするとそこから読めますよ♪
絵本『ぼく モグラ キツネ 馬』基本情報
絵本『ぼく モグラ キツネ 馬』作品内容
作者 | 著:チャーリー・マッケージ・訳:川村元気(かわむら・げんき) |
ジャンル | 大人の絵本 |
テーマ | 慈愛、優しさ、幸福 |
優しい物語 | |
出版年 | 2021年 |
出版社 | 飛鳥新社 |
対象年齢 | 8歳~大人まで |
『ぼく モグラ キツネ 馬』は著者の母国イギリスでミリオンセラーを記録し、2020年最も売れた本となったアート絵本。
その後、アメリカでも130万部以上を売り上げ、「2020年ベストブック」に選出されました。
コロナ禍の混沌とした世の中で、たくさんの人の心を癒した世界的に注目されている絵本です。
こんな人におすすめ
- 人生に疲れている
- 前を向いて生きていけない
- 8歳以上のすべての人
- 大切な人に絵本をプレゼンしたい人
『ぼく モグラ キツネ 馬』著者・訳者紹介
『ぼく モグラ キツネ 馬』の著者・チャーリー・マッケージさんと訳者の川村元気さんを紹介しています。
著者:チャーリー・マッケージ
イギリスのイラストレーター。『ぼく モグラ キツネ 馬』がデビュー作。ネルソン・マンデラなどとのコラボレーション経験をもつ。ザンビアでは低収入の家族を養蜂家にする福祉事業を共同経営。現在はロンドン在住。
訳者:川村元気
1979円生まれ。映画プロデューサーとして、『電車男』『告白』『君の名は。』など数々のヒット作をプロデュースしている。初小説『世界から猫が消えたなら』はミリオンセラーを記録し、映画化。『ぼく モグラ キツネ 馬』が初の翻訳作品。
川村元気さんのベストセラー小説『世界から猫が消えたなら』については「小説『世界から猫が消えたなら』あらすじ・感想&解説|消えてほしくないもの」で詳しい書評を書いています。
『ぼく モグラ キツネ 馬』が好きな人におすすめです♪
『ぼくモグラキツネ馬』あらすじ&テーマ解説
絵本『ぼく モグラ キツネ 馬』あらすじ
少年の"ぼく"がモグラと出会い、キツネと出会い、馬と出会い、終着点のない旅路を歩む物語-
**********
ひとりぼっちだった"ぼく"は、小さなモグラと出会います。
二人は森を見つめながらたくさん対話をし、仲を深めました。
怖がりながらも深い森に進んだ二人は、キツネと出会います。
キツネは罠にかかっていて身動きがとれないでいました。
モグラはキツネに絡まった針金を噛み切ってやりました。
気付けば、辺りは雪で覆われていました。
それでも、三人は旅を続けます。
さらに先へすすむと、三人は馬と出会いました。
馬はとても優しさであふれ、寛容な心の持ち主でした。
嵐が来ても旅は続きました。
ぼくたちは遠くまで来ました。
4人は旅の中で、帰るべき"うち"を見つけたのでした。
**********
ーチャーリー・マッケージ著『ぼく モグラ キツネ 馬』をもとに作成
話は分かったけど、いまいち掴みどころのない物語だったなぁ...
この絵本は物語というよりは「寓話」に近いものです。
ストーリー展開に刺激的な面白さがある絵本ではありません。
むしろ、「癒しの言葉」や「物語の意味」に価値があります。
物語全体や作中に登場する言葉を、どのように捉え、自分の人生とどう重ねるかに意味があるのです。
【感想】『ぼく モグラ キツネ 馬』テーマ解釈
おみそ的テーマ解釈
痛みを抱えても、優しさと愛にあふれた人生こそ、幸せなものである
本書の帯の裏側にには『ぼくモグラキツネ馬』は「永遠の人生寓話」であると書かれています。
4人が歩んだ終わりのない旅、それは人生そのものということです。
"ぼく"はたくさんの疑問を抱いていて、自分の知らない世界を知りたがります。
モグラはそんなぼくと対話をしながら、優しい言葉でぼくの背中を押します。
キツネは話しません。
それでもみんなと一緒にいます。
馬はとても穏やかで大切なことをよく分かっています。
みながそれぞれに弱さを抱え悩みながらも、相手を思いやって、愛をもって生きています。
4人の旅は人生そのものです。
弱さや痛みを抱えながらも優しさと愛にあふれた人生を歩む
悩みながら、愛しながら人は生きていく。
それこそが幸せなのかもしれませんね。
【感想&解説】珠玉の名言集15選『ぼく モグラ キツネ 馬』
『ぼく モグラ キツネ 馬』は全文が名言になり得るほど素敵な絵本です。
ここでは、その中でも印象的な名言を15に厳選し、解説を加えています。
絵本の雰囲気を感じたり、好きな言葉を振り返るなどしてお使いください。
心が動いた名言を心を込めて解説しています♪
名言➀:森は人生に似ていると思う
森は人生に似ていると私は思う。
おそろしいけれど、美しい。
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
冒頭に書かれている著者の語りの部分、物語に入る前に登場する言葉です。
全体像の見えない森を進み続けることは怖いことです。
人は分からないことを怖がる生き物ですから、仕方のないことです。
ですが、ときに人はその怖さに耐えきれず、前に進むことをやめてしまいます。
ですが、森がそうであるように人生もまた、歩んでいくからこそ見えるものがあります。
人生は先が見えない恐ろしい森のようですが、その中のどこかに美しさを秘めているのです。
名言②:おおきくなったら、なにになりたい?
"おおきくなったら、なにになりたい?"
"やさしくなりたい"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
「おおきくなったらなにになりたい?」と聞かれ、職業ではなく、自分の"在り方"をこたえた"ぼく"に心うたれる名言ですね。
ここでは、"ぼく"がなりたいという「やさしさ」について考えてみようと思います。
わたしは「やさしさ」には2種類あると思っています。
一つは自分のためのやさしさ、もう一つは誰かのためのやさしさです。
自分のためにする利己的なやさしさは見返りを必要とします。
自分に何かが返ってくることを前提としているからです。
一方で、誰かのためにする利他的なやさしさというのは、自分が「そうしたい」と思うからするもの。
見返りはいりません。
"ぼく"がなりたいやさしさはどちらだと思いますか。
わたしは、「利他的なやさしさ」だと思います。
利他的なやさしさは、「無条件に人に何かを与える」ことでもあります。
それは、"愛"そのものです。
わたしも、愛のあるやさしい人になりたいと思える素敵な言葉です。
名言③:成功するってどういうことかな?
"成功するってどういうことかな?"
"そりぁあ、だれかをすきになることだよ"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
…どうして誰かを好きになるのが成功なの?
それはね、"すき"という気持ちが人を幸せにするからだと思うよ
"成功"と聞いて浮かんでくるのは、一般的には「お金」「権力」「名声」といったものではないでしょうか。
これらが成功の基準と言っても間違いではないと思います。
ですが残念なことに、「お金」も「権力」も「名声」も誰かと比べなければ成り立たない"成功"の形です。
人と比べて自分が優れていれば一時的な"成功"を手に入れることができますが、それはとても脆いものです。
なぜなら、誰かと比べて得られる成功というのは、相対的な幸せしか手に入らないからです。
では、誰か(何か)を好きでいることはどうでしょうか。
誰と比べるでもなく、自分と向き合いさえすれば誰か(何か)を"好き"になることができます。
これは、自分基準の成功です。
そして、本当の成功や幸せは誰かと比べることではなく、自分と向き合うことでしか手に入れることができないと、わたしは思います。
名言④:じぶんをだれかとくらべることだね
"いちばんの時間のむだって、なんだとおもう?"
"じぶんをだれかとくらべることだね"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
人は産まれた瞬間から「社会」の中で生きています。
人が避けては通れないもの、それは"人"です。
人は人なしで生きてはいけません。
一人で生きていると思っても、自分が口にしている食べ物や使っている物には誰かが関わっています。
なので、人が誰かと比べてしまうのは当然のことですし、全く誰とも比べずに生きていける人なんていないですよね。
それでも、モグラは言います。
一番の時間の無駄は"じぶんをだれかとくらべること"だと。
モグラがこう言うのは、「誰かと比べても幸せにはなれないから」だと思います。
たとえば誰かと比べて自分が勝っていたとしても、得られるのは優越感だけです。
誰かと比べて勝ったとして、その瞬間はうれしいですが、その後に虚しさが込み上げてくるのはわたしだけではないはずです。
それでも人は誰かと比べてしまう生き物です。
ならばせめて、他人には比べさせないように心がけようと、わたしは思いました。
たとえば自分の子供に、
「○○さんはできているのにあなたはできていない。」
と言ってしまったら。誰かと比べるくせを付けてしまいます。
でも自分の心の中で、
「○○さんが頑張っているからわたしも頑張ろう。」
と思うなら、それは悪いことではありません。
人は無意識のうちに自分と他人、他人と他人を比べてしまいます。
せめて言葉には出さない、比べてしまっても、「自分なりにやっていけばいい。」と切り替えることを大切にしようと思える名言でした。
名言⑤:こわがらずに...
"おとしよりのモグラたちはきまっていうよ。
こわがらずに、夢をおえばよかったって"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
長く生きてきた人(物語ではモグラですが...)の実感から出た言葉というのは、教訓になるものが多いように思います。
ブロニーウェア著『死ぬ瞬間の5つの後悔』によれば、死の間際に人が最も後悔することは、「自分に正直に生きなかったこと」だそうです。
今を生きる人できることは、「こわがらずに、夢をおうこと」
わたし自身は20代で若者の部類に入るとは思うので、こういった人生の先輩の響く言葉は大切にしたいといつも思っています。
これはわたしの個人的な考えですが、人の美談は何の役にも立たない場合が多いですが、人の後悔は誰かの役に立つことが多いように思います。
美談はいいところだけを切り取りますが、後悔はその人の実感だからです。
自分の後悔を伝えられる大人でいたい、そして生きているうちに自分のやりたいことをやろうと思える素敵な言葉です。
名言⑥:なにかがおきたときにどうふるまうか。
"なにかがおきたときにどうふるまうか。
それこそが、オイラたちにあたえられているさいこうのじゆうってもんさ"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
「わなにかかっていなければおまえをころしているところだ」と威勢を張るキツネを横目に、モグラは罠のハリガネを嚙みちぎってやりました。
その後に、モグラが言ったのが、この言葉です。
なんて勇敢なモグラでしょう。
キツネを罠から解放してやることでたとえ自分がころされてしまったとしても、「助けたい」と思うからそうしたのです。
これは、モグラの中に確固たる信念があるからこそできたことだと思います。
「自分がしたいと思ったことに正直でいよう」
それが常識ではなかったとしても、自分がこうしたいと思うことをどれだけできているか。
それが"自由"の実感につながるのかもしれない、そう思うことができました。
この世界で、モグラのように生きることは簡単なことではありません。
それでもモグラのように「何かが起きたときに自分がしたいと思ったように振る舞える」大人でいたいと、心に決めました。
誰かを傷付けたり、誰かの自由を侵害しない限りは。
名言⑦:ほとんどのすべてのことは...
"ほとんどのすべてのことは内がわでおこるのに、オイラたちには外がわにしかみえないのって、おかしくないか?"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
おかしい!おかしいです!
でも現実は、外がわは見ることができても人の内がわ(心)は見ることができません。
それでも、内がわと外がわを繋ぐことできる武器を、人はもっています。
"言葉"です。
自分の内側で起こったことを外側に向けて言葉にすることで誰かに伝えることができるのが、言葉の力です。
100%を伝えるのは難しいですが、そこを目指して伝わる文章を書いていきたい、そう思いました。
自分の心の在り方で世界は大きく変わります。
大切なことのほとんどは心の中で起こっていることです。
これと似た言葉を聞いたことがあるような...?
きっと「星の王子さま」の言葉ですね
「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」
サン=テグジュペリ著,河野万里子訳『星の王子さま』p108より引用
名言⑧:いちばんのやさしさは...
"じぶんにやさしくすることが、いちばんのやさしさなんだ"
"いちばんゆるすのはむずかしいあいては、じぶんなんだから"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
この言葉を聞くといつも泣きそうになります。
それは、自分にやさしくすることができずに、ひどく後悔した経験があるからです。
これはあくまでわたしの経験から思うことですが、自分を許すことができて初めて、自分にやさしくすることができるように思います。
そして、自分にやさしくすることができるからこそ、本当の意味で人にやさしくなれる。
"やさしくなりたい"ぼくがまずすることは、自分を許して、自分にやさしくすることなのですね。
名言⑨:涙がでるのは...
"涙がでるのはきみが弱いからではない。強いからだ"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
「弱さを認められる強さ」という言葉がわたしは好きです。
『マイ・ブロークン・マリコ』という漫画の中でこんな言葉があります。
あんたの周りの奴らがこぞってあんたに自分の弱さを押し付けたんだよ...
平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』より
本当の「弱い人」は、自分の弱さを抱えきれず、攻撃という形で誰かに押し付けてしまいます。
人を陥れないと自分の存在を肯定できない人たちがその例です。
本当の「強い人」というのは、自分の弱さを認めることができる人だと思います。
弱さを認めて涙を流してもなお、立っていられることこそ、本当の強さではないでしょうか。
名言⑩:いちばん勇敢な言葉は...
"ぼく"の問いに、馬はこうこたえました。
"いままであなたがいったなかで、いちばんゆうかんなことばは?"
"たすけて"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
ふたりの会話には続きがあります。
「いちばん強かったのはいつ?」
「弱さをみせることができたとき」
誰かに助けを求めることは、自分の弱い部分を見せることでもあります。
それは、簡単なようでとても難しいことです。
それでも人生の中では「助けて。」と伝える必要があるときがあります。
自分ではどうすることもできないことで、苦しんでいるときです。
わたし自身、助けを求められずに後悔したことがあります。
きっと自分の弱さと十分に向き合えていなかったからだと思います。
助けを求められる人は勇敢でかっこいい。
そんな考えが当たり前になれば、世界は今よりも少しだけ、やさしくなれるかもしれませんね。
生きている中で、こんな素敵な名言に出会えるなんて、とても幸せに思います。
名言⑪:助けを求めるのは...
"たすけを求めることは、あきらめるのとはちがう"
"あきらめないために、そうするんだ"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
諦めることは悪ではありません。
でも人にはあきらめたくないこともありあます。
「助けて。」と言うのは、まだがんばりたいから。
続けるための、勇気ある行動です。
名言⑫:ただ起きあがって前にすすむだけでも...
"ただ起きあがって前にすすむだけでもゆうかんですばらしい、という日もある"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
生活を続ける。
みんなが当たり前にしていることでも、続けるのが難しく感じるときがあります。
それでも続けられたなら、それだけで偉大です。
もし、起き上がれなかったとしても、生きていればそれでいい。
そんな日があってもいいですよね。
名言⑬:いちばんの思い違いは...
"いちばんのおもいちがいは"
"かんぺきじゃないといけないとおもうことだ"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
まじめで誠実な人ほど、完璧を求めてがんばってしまうことがあります。
完璧に近づこうと努力するのは立派なことです。
でも完璧な状態でなければならないと決めてしまうと、「完璧ではない自分」を許せなくなってしまいます。
それは、とてもつらくて、息苦しいことです。
完璧じゃない自分を認めてくれる人は必ずいます。
自分自身がその一人目になってあげたいですね。
名言⑭:人生はむずかしい。でも...
"人生はむずかしい。でも、きみはたしかに愛されているよ"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
子供にかぎらず、誰もが愛されることを必要としています。
愛のあるところが、自分が帰る場所になりますからね。
名言⑮:いつだって正直なのは...
"いつだって正直なのはおもしろいことさ"
チャーリー・マッケージ著/川村元気訳『ぼく モグラ キツネ 馬』より引用
寡黙なキツネは行動をともにしますが、ほとんどしゃべりません。
その理由を問われたキツネは「オレにはおもしろいはなしなんてできねぇんだ」とつぶやきます。
自分は面白くないと思っているキツネに対して、馬が言ったのがこの言葉でした。
わたしは正直な話が好きですし、正直な話を面白いと思ってくれる人といっしょにいたいです。
絵本『ぼくモグラキツネ馬』のレビューをチェック
寂しさとやさしさあふれる絵と、やわらかい言葉。
正直、これほどまでに優しさに満ちた本に初めて出会いました。
あまり強く勧めるのは好きではないのですが、それでも強くおすすめしたい絵本です。
特に、心が繊細な方や、人生に疲れてしまったことがある人、世の中に生き辛さを感じている人にとっては、お守りのような一冊になってくれるのではないかと思います。
大切な人へのプレゼントにもおすすめの絵本ですよ。
人生で初めて、おみそがともだちにプレゼントした絵本です♪
※Amazonの商品ページでレビューをチェックできます。
『ぼく モグラ キツネ 馬』を試し読みする
『ぼく モグラ キツネ 馬』は、BookLive!(ブックライブ)で試し読みをすることができます。
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まとめ:【名言の宝庫】大人のアート絵本『ぼく モグラ キツネ 馬』あらすじ&感想
絵本『ぼく モグラ キツネ 馬』の名言集やあらすじ、感想をお届けしました。
この記事のまとめです。
まとめ
- 『ぼくモグラキツネ馬』は永遠の人生寓話
- 優しさと愛にあふれた大人のアート絵本
- 人生にそっと寄り添ってくれるお守りのような本
- 大切な人に贈りたい一冊
『ぼくモグラキツネ馬』作中の素敵な言葉を本記事の結びにかえさせていただきます。
"生きていると、嫌なことばかりが目に入る。それでも世界は、想像もできないほどの愛にあふれている"
チャーリー・マッケージ『ぼく モグラ キツネ 馬』
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
それではまたお会いしましょう♪
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